今回は【肌再生クリーム】等と呼ばれている、 現在年齢問わず大人気な韓国コスメ「シカクリーム」についてです。
ニキビや、ニキビの赤みを鎮静するとか言われているようです。
長く続けると、ニキビ痕にも期待できるとか。
真偽のほどを、かずのすけさんが成分を解析しながら、詳しく説明してくれています。
こちらのサイトでは、動画をわかりやすく文字お越ししています。
商品の画像も載せていますので、ゆっくりご覧ください。
Contents
ニキビ跡の赤みが治らない悩み解決?
皆さん、こんにちは、かずのすけです。
今日テーマにお話したいのは、以前、動画とかでリクエストをたくさんいただいていた、シカクリームという商品について。
このシカクリームという商品は、たくさんいろんな商品があるんですけど、その中でも特に有名な、たくさんの方が愛用されている、このドクタージャルトさんのシカペアクリームとシカペアリカバーという商品を、代表ということで例にしてお話したいと思います。
早速やっていきましょう。
ニキビ跡を消すクリームの効果は?
シカクリームとは?
まず、シカクリームっていうのは、どういうものなのかという事なんですけれども、一応今日はこのドクタージャルトさんっていうところの商品を持って来たんですが、いろんな商品があります。
シカっていうのは日本の人が聞くと動物の鹿を思い浮かべる人も多いかなと思うんですが、別にそういうわけではなく、韓国から入って来ている商品でその韓国でドラッグストア等で販売されているCICA-CEAR(シカケア)という創傷保護用のジェルシートというものから、命名されているという情報が一般的です。
まぁ、日本でいうところの、キズパワーパッドとか絆創膏みたいな、でかいバージョンなのかなっていうような商品なんですけれども、一応シカという言葉そのものにはあんまり意味はないんではないかという風に言われています。
ただ、ツイッターのフォロワーさんとかから、教えていただいた情報では、シカという言葉にはシカクリームとかによく配合されている「ツボクサ」という植物エキスのツボクサの英名であるCentella asiatica(センテラアジアシカ)というね、植物の名前がありまして、その一番最初の「C」と一番最後の「ica」を取って「Cica」っていう風に言っているんじゃないかという意見もあるようです。
基本的には最初に言ったシカケアのジェルシートというものから取って、傷跡を保護して再生を促すという製品のため、この同じ名前を持つこういった商品にも似たような効果があるのではないかという風に、連想させるようですね。
そのため、あちこちのサイトとかではこのシカクリームの事を「肌再生クリーム」とか、なんか「創傷治療効果があるようなクリーム」とか、「ニキビ跡を治すクリーム」とかそういう風に言われていることがとても多いです。
「Dr.Jart+ シカペアクリーム」の成分を日本語訳!
Dr.Jart+(ドクタージャルト)
シカペアクリーム
2,730円/50ml
それで、いろいろね、商品があるんですけれども、今日はこの2つドクタージャルトさんのシカペアクリームと同じく大変人気のシカペアリカバーという商品を購入してみました。
これはね、どうもドクターという風についている事から、韓国発祥のドクターズコスメのようです。
お医者さんが監修して作っているという事から、敏感肌の人でも使えるという安心感が人気なようですね。
まぁまぁ、商品自体もなんとなくこう医薬品っぽいようなデザインになっているような気もします。
シカペアクリームの成分について見ていこうということなんですけれども・・・
まずはね、こちらのシカペアクリームの方から見ていきます。
丁寧に成分の勉強をしてみると、こちらのようになります。
韓国製品ということもございまして、すべて英語で記載されております。
大変難しい、皆さん見ていただいて、こちらの成分、わかんないと思うので、頑張って、日本語訳しました。
書き直したのが、こちらの成分になります。
たぶん、このシカペアクリームの全成分表は、ネットを調べてもどこにも出てこなかったので、多分これが日本語完全版は、私のブログもしくは、この動画でしか見れないものだと思いますので、参考にしていただけると幸いです。
ちなみにこの表示名称なんですけれども、昨年リニューアルしている新しい成分の成分表になっております。
ネットとかを調べますと、リニューアル以前の成分表とかが結構載ってたりもしますので、それを参考にしてしまうと今お使いのものとは違う製品になってしまいますので、これが一応2020年3月20日(動画撮影日)時点での、一番新しい成分という事になっております。
「シカペアクリーム」ベース成分の特徴
はい、というわけで、全体的な構成をサラッと読んでみようと思います。
まぁ、敏感肌向けといわれる割にはグリセリンという成分がベースに配合されていないというのは特徴的なのではないかなと思います。
幹細胞培養液っていう名前聞くと、なんとなく良い成分だなっていう風に思うかもしれません。
簡単に言うと、植物の細胞を取り出してですね、その細胞を培地とかでね、植物を培養した後に取れた液体の上澄みを濾して取られた液体なんですよ。
実際、細胞とかは入っていないし、今回のはね、植物の細胞なので、植物の細胞と人間の皮膚の細胞って全く違うじゃないですか。
なので、僕としては植物の幹細胞とかの培養液って、あんまり肌にいい影響はたいしてないんじゃないかと考えております。
今回はどうやら水みたいに使える成分みたいで、かなり高濃度で配合できているようです。
まぁ、イメージすると果汁とかね、樹液に近い成分かなと僕は考えております。
あくまで、化粧品である以上保湿効果以外のすごい効果ってのを見込むのは難しいのかなという風に考えております。
ベースにグリセリンが入っていないのも、ニキビ肌質に合わせるための構成なのかなと考えられますね。
この辺はベースでいいんですね。
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シカペアクリームの効果的な美容成分は?
いろいろ成分を見ていて、何かしらの効果をもたらす可能性があるだろう美容成分というのをピックアップしてみますと、まず1番あるのはこの「ナイアシンアミド」という成分ですね。
これは美白効果とシワ改善成分として認可されている有効成分です。
シカペアクリームは韓国でも美白とシワ改善の機能性化粧品というものに認可されています。
この機能性化粧品っていうのは、日本でいうところの薬用化粧品と同じものです。
ただ、日本とは基準等が違うので、同じ効果とは言えないかもしれないですが、類似の効能が期待できるのではないでしょうか。
次に、結構下の方に書いてあるんですけれども、「マデカッソシド」という成分と「アシアチコシド」という成分、そして「ツボクサ葉エキス」という、この3つのセットの成分がツボクサから得られるヘテロサイドと呼ばれる特殊な成分らしく、成分の原料のメーカーさんとかの資料を読んでみますと、表皮の角化不全を正常化してメラニンのくすみや傷跡を早めに治す効果っていうのが期待されている成分という事です。
そしてあと、「マデカシン酸」とか「アシアチン酸」と「ツボクサエキス」という成分の3セットが同じく、ツボクサから得られるゲニンと呼ばれる成分で、皮膚の修復を早める作用によって創傷治癒効果を期待されて、古くから民間治療などでも使用されている成分という事だそうです。
このツボクサっていうのがさっき言ったセンテラアジアチカという植物なので、この成分を配合しているものを一般的にシカクリームと言っているのではないか、という話でもあります。
「皮膚再生効果」は本当にあるのか?
ただし、実際に効果があるかどうかというのは、正直言って何とも言えません。
よくね、皮膚再生っていうふうに言ってたり、その肌の傷を治しますとかいうふうに、ネットで調べますといろいろ言っているサイトが多いですけれども、実際にはこちらの商品はあくまで化粧品、一応韓国とかでは機能性化粧品というふうに登録されているとは言っても、医薬品のように肌を再生とかはね、本来言ってはいけないお話なんですよ。
韓国の機能性化粧品の中でも、効能はいろいろあるんですが、肌再生効果っていうのは機能性を認められておりません。
また、韓国でも日本でも、化粧品の薬機法っていう化粧品の法律は似ておりまして、こういう化粧品として販売している以上は、肌の再生効果とかニキビ痕を治しますというような効果は言えないものですので、そういう事を言っている販売サイトとかそういうふうな事を言って販売してるアフィリエイターさんとか、もしいたとしたらね、それは法律違反になってしまいます。
日本国内で販売されている化粧品は例えば韓国の化粧品であっても、日本国内の法律に合わせて販売する必要がありますので、これは当然っていう事になりますね。
日本の化粧品でも一緒なんですけれども、例えばそのエキスとか原料成分で細胞の修復効果が認められるものってのもあるんですよ。
あるんですけれども、それってかなり高濃度で配合した時とか、細胞そのものにね直接作用させて試験した結果のデータだったりっていう事がありますので、こういうふうに化粧品として処方されるとその時に使ったような条件がいろいろ異なってきますので、同じ結果が出るとは何とも言えないわけです。
化粧品である以上はそういう効果があったらいいなとか、使ったら綺麗になれたらいいなっていう、ちょっと淡い思いを込めながら使うっていうのが基本になりますので、肌再生効果が確実にあるものだというふうに認識して使うのはちょっと違うかもしれません。
シカペアクリームの使用感

実際の商品、どんな感じなのかお見せしたいんですけど・・・
こちらね、すごく面白いです。
何が面白かというと、まずこう出してみますとね、ご覧いただきますとわかりますように、ちょっとグリーンっぽい色をしています。
この、グリーンっぽい色が特徴のようです。
これ何の色なのかは謎なんですけれども、もし足したら、さっき言ったマデカッソシドとかその辺の色が出ているのかもしれません。
グリーンっぽい色は伸ばしちゃうと全然見えません。
あんまりいっぱい出しすぎるとベタベタになるので、結構少量で伸びが良いと思います。
ちょっとね、多めに塗ると僕なんかアトピーなので、アトピー肌の人はちょっとだけピリピリっとした感触を感じる人もいるかもしれないんですよね。
理由として考えられるのはさっき言ったかなり高濃度で配合されている植物幹細胞エキスとか精油ね、ちょっとハーブっぽい香りがするんですよ。
こういうのでかぶれやすい人は注意した方が良いと思います。
というわけで、シカペアクリームについては以上です。
「シカペアリカバー」の製品特徴

Dr.Jart+(ドクタージャルト)
シカペアリカバー
1,925円(税込)/15ml
最後にこのシカペアリカバーという商品についてなんですけどもね、こちらの全成分、こちらです。

ご覧いただきますと、こちらシカペアリカバーはSPF40の紫外線防御効果をもっております製品になっておりまして、全体的な美容成分として何らかの効果が期待できそうな成分というのは先ほどのシカペアクリームとほとんど同じになっております。
「ナイアシンアミド」「マデカッソシド」「アシアチコシド」「ツボクサ葉エキス」「アシアチン酸」「マデカシン酸」「ツボクサエキス」などなどの成分が配合されています。

美容成分の量は例えばマデカッソシドの配合量がこちらもリニューアルしてちょっと増えたらしいですが、従来比で200倍という事で先ほどの8,000倍のやつに比べると、比較的少なめの配合量になっております。
じゃあ、このシカペアリカバーをどうして使う必要があるのかというと、こちらの製品はCCクリームという、つまりカラーコントロール下地のような商品になっています。
さっき言ったね、SPF40の紫外線防止が認められているものでして、ベース成分をもう一回見ていただきますとね、ベース成分「シクロベンタシロキサン」や「ジメチコン」などのシリコン被膜剤が基剤に配合されていて、紫外線吸収剤っていう成分が使われていないノンケミカルの日焼け止めになっていまして、SPF40でPAという指標は++です。
全体的に「フェニルトリメチコン」、「トリシロキサン」などのシリコン系油剤が多いし、「トリメチルシロキシケ酸」というシリコン系樹脂なども配合されていて、まぁまぁ結構べったり重めの使用感が予想されるCCクリームになっております。
シカペアリカバーの使用感、落としやすさなど

まぁこうね、見ていただきますと分かりますように、さっき同じようにかなりグリーンの色をしたクリームになっているんですよ。
このグリーンの色が特徴でして、専用のスパチュラが入っていますので、この専用のスパチュラで取ってお肌に伸ばしてみますね。
グリーンの色をしてますからね、グリーンの色がそのまま伸びるのかを思いきやですよ、
ちょっと見ててくださいね。
伸ばしていくとね、徐々に肌色になっていくんですよね。
これもね、凄い伸びが良いので大量につけるともう、も~う伸びがよすぎて・・・(?)
さっきは結構グリーンだったのに、伸ばし終わりますと結構肌色に馴染んでしまいます。
クリームのグリーンは何の色だったのか、謎だったんですけれど、こちらのグリーンは「酸化クロム」という緑色の着色剤が配合されていてそれのグリーンです。
まぁ、色調補正効果の高いCCクリームとして、日常的に使用する事ができると思いますね。
落としやすさ的には比較的落としやすいようなんですよね。
落としやすいようなのですが、一応シリコーンも豊富に入っていますし、凹凸の多いお顔とかの場合は落ちにくい可能性がありますので、それなりにクレンジング等をした方が良いと思います。
ただちょっとにおいがね、精油のにおいとかがしますので、その辺が注意した方がいいかもしれない肌質の人がいるというのは、シカペアクリームと同じになりますね。
最後に
はい、ということで、なかなか説明が長くなってしまったのですけれども、全体的に植物から抽出される独自の成分がいろいろ入っているタイプの化粧品で、それらの効果を期待して使うのはアリかなと思いました。
ただね、先程も申し上げましたように、あくまで化粧品として販売されてるものですので、医薬品のように肌を再生するとか、ニキビ痕を消しますとか、そういうふうな効果を謳うことはできませんし、この動画でもそういう事がありますというふうに、言う事は出来ない商品という事になりました。
メーカーさんのサイトとかを見てみても、今のところ皮膚再生効果がありますとか、そういう事は一切書かれていませんので、何かのPRの方向性でそういう風なね、PRの仕方になってしまったのかなというふうに思いますけれども・・・
はい、というわけで今回の動画は以上になります。
それでは次回の動画でお会いしましょう。バイバイ!
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コメント
アレルギー体質、荒れやすい敏感肌、なんで使うのを躊躇してしまう。ちゃんと成分確認しないと不安。混合肌、脂性肌向けは合わない。 なので、かずのすけさんの解析ありがたい。
私は真剣に成分について知りたいので、今のようなしっかりと説明して下さる動画内容がとても有難いです。いつもありがとうございます。
韓国コスメでバズってるコスメって、成分構成がそこまでいいか?っていうものが多い気がします。 個人的には同ラインのシカペアジェルクリームがツボクサエキスが76%入っているので、ニキビできた時に使っています。劇的になおるわけではないですが、鎮静されるので好きです。
ここ数ヶ月TwitterやInstagramでやたらこの化粧品を見かけるので、流行ってるなあと思って見ていました。 でもどこのレビューも成分的にどこが評価されてるのかフンワリしていて(効く気がします!とか脱ファンデ!とかはよく見るけど)気になっていました。 今回の動画を見てどこの誰よりも客観的かつ専門的なレビューが見れて凄く参考になりました! いい時代に生まれたなー。ありがとうございます!
敏感肌&乾燥肌なのですが、個人的にはシカペアクリーム使ってて、とてもいいなと感じてます!あとは持ちがすごくいい。夜だけの使用ですが、2.3ヶ月は持ちます!ここのコメ欄みると効果がないという方も多いので、個人差がやっぱりあるのかなと思います。ぜひ参考までに、、!
シカクリームを夜のスキンケアの仕上げとして、シカペアリカバーを下地兼ファンデーション代わりとして使ってるんですが個人的には鼻周りの赤みも目立たないしニキビもできにくくなっててとても良かったです〜
あくまで化粧品なのに「損傷肌をケア」といった販売サイトの文言などが過剰広告に感じていたので、参考になりました!
リカバーを使ってみたら時間が経つと顔が痒くなって困っていたので成分表の説明みて納得しました。ありがとうございました。
自粛の時にびっくりするほどニキビができて友達に勧められて買って使ってみましたが、めちゃくちゃ無くなった!!
たぶんグリセリンが入ってないのが良いのかもな~ 韓国コスメ、成分よくわからなくて避けてましたが、これは試し塗りしてあまりにも使い心地がよくて。 むしろ肌再生させるような強力な成分が入ってたら普段使いを躊躇するのでちょっと安心できました。 この使い心地でお値段もう少し抑え目のものに出会えたらなーーー あっ、インナードライの脂性肌です! ダニ埃花粉ですぐかゆくなるし汗疹がすぐアトピーになるけど、これは大丈夫でした・・・。
これ韓国行った時買って使ったら、ファンデーションで荒れた過去1のフェースラインの大荒れニキビ がだんだんと良くなってきました。もちろん人それぞれ合う合わないあると思うのですが、3本目買う予定です。
Dr.Jart + シカペアクリームをこの前購入して今使ってます! いつもは、スキンケアしても全く治らず悪化していくニキビが、これを塗ったら治まってくれました 毎日効果を感じられて嬉しいです。 買って良かったです! 高いけど、これからも使っていきたいなぁ、、
まとめ
シカクリームは化粧品として販売されているので、医薬品のように肌を再生するとか、ニキビ痕を消しますとか、そういうふうな効果を謳うことはできません。
しかし、実際に使って効果を感じている人もいるようですし、
オーガニックコスメというような雰囲気を持った、ドクターズコスメといえるのでしょうね。
ニキビ肌質でも使いやすいように工夫が見られる、良質なクリームだと、かずのすけさんもおっしゃっています。