もし、顔のシミが消せたら、どれだけ若々しく見えるでしょう。
私も大きなバーさんシミ(老人性色素斑)に悩んだ時期がありました。
幸いに、化粧品でキレイに消すことができた経験があるんです。
レーザーと違って、やや時間がかかりましたが、本当にきれいに消えたんですよ。
化粧品でシミは消せます。
元研究職のすみしょうさんが、最強のシミ消しについて詳しく解説してくださいました。
こちらでは動画を文字に起こして、わかりやすくしています。
紹介された化粧品の価格などもチェック済み。
動画と共にご覧くださいね。
Contents
シミ消しクリーム【皮膚科】最強の成分は?
シミ消しはふつうの化粧品では難しいですが、皮膚科、医薬品、医薬部外品(美白)、化粧品の中でどんなものが効果的かを話しています。
結構肌に刺激があって皮がボロボロむけちゃって、やってる間は本当に人に見せられないぐらいになる・・・
元、化粧品研究職のすみしょうです。
今日は最強のシミ消しというテーマでお話します。
肌が弱い方にとってはちょっとおすすめできない内容になっております。
今回のテーマは、シミの種類、シミの改善と予防、最強のシミ消し方法、この3つのテーマでお話します。
シミの種類
〇普通のシミ(老人性色素斑)
〇雀卵斑(そばかす)
〇炎症性色素沈着
〇肝斑
シミにも種類があって表皮のシミと真皮のシミ、っていうのがあります。
大体の皆さんが悩まれているのが表皮のシミになります。
表皮のシミにも4つぐらいのパターンがあって普通のシミっていわれるもので、紫外線で起こる日光黒子とか老人性色素斑と呼ばれるものですね、これが一つ。
雀卵斑、そばかすと呼ばれるものですね。
これは遺伝的な要素が大きいと言われていて、思春期頃からつぶつぶつぶと出てくるようなシミになります。
もう一つが炎症性色素沈着。
これはニキビが終わった後とか、蚊に刺された後に薄くシミになったりとかするものですね。
あともう一個が肝斑と呼ばれるもので、肝斑というのはこのあたりですね、頬骨の上とかに左右対称にちょっとうっすらとできる左右対称のシミ、っていうものです。
これは30代~40代の女性がピークみたいで、もっと年を重ねれば出ないっていう方が多いみたいですね。
シミの改善と予防

次、2つ目のテーマなんですけど、シミの改善と予防という話です。
シミの原因であるメラニンを作らせないという効果を持つものは医薬部外品というものになります。
市販で買えるし、だれでも買える化粧品とはまたちょっと違う医薬部外品というものは、今あるシミを改善するという効果は認められてないです。
なので、医薬部外品と呼ばれるものは予防になります。
一方で、シミの改善となると基本的には皮膚科でレーザーとかそういった類になる、もしくは飲み薬の医薬品ですね。
市販で買える飲み薬というのもあるので、そのあたりもまとめてお伝えします。
最強のシミ消し方法

最強のシミ消し方法っていうことなんですけど、これがですね、医者の処方が必要なんですけど、ハイドロキノン+(プラス)トレチノインという、この方法ですね。
まずは、ハイドロキノンという成分は美白の成分としてよく知られてまして、最強のシミ消し成分と呼ばれるものですね。
そのメラニンを還元して薄くするというのと、あと元々そのメラニンが作られる過程で予防もできるという、メラニンを作らせないっていう効果もあるので、予防プラス改善ってことで有名な成分です。
ただこれは、医薬部外品の有効成分としては認められてない成分ですね。
でも安全性が結構厳しくて、お医者さんにちゃんと見てもらわないと、ちょっと刺激とかアレルギーな面とかの、結構リスクがある成分ですね。
トレチノインというのはビタミンAですね。
最近しわ改善とかで有名なレチノールという成分があるんですけど、それとはちょっと構造が違うんですけど、ビタミンA類に分類されるものですね。
レチノールに比べると生理活性が50倍~100倍あると言われているようなのが、お医者さんだけで使えるトレチノインです。
生理活性(せいりかっせい、physiological activity, bioactivity)とは、生体内化学物質が生体の特定の生理的調節機能に対して作用する性質のことである。
実際にハイドロキノンが入っている製品でおすすめなのもっていうと、1つがゼオスキンというブランドがあります。
すみしょうさんが紹介するもの!
これゼイン・オバジという皮膚の研究者の方が立ち上げたブランドみたいです。
世界中で結構有名らしいですけど、ハイドロキノンの化粧品を扱っていて、さらにこれって普通に買えないんですね、ネットでも買えない。
で、クリニックで買うしかないです。
ゼオスキン

販売しているクリニックを検索して、皮膚科をちゃんと受診します。
そしたら、そのゼオスキンの化粧品とともに、さらにお肌の集中ケアみたいなコースを申し込むと、お医者さんのトレチノインというのを組み合わせて処方されます。
ゼオスキン+(プラス)トレチノインみたいな感じで、シミだけじゃなくて、シミとかしわとかお肌のきめとかも全部改善する、そういう4ヶ月ぐらいのプログラムとかもあるみたいです。
ただ、これは非常にリスクがあって、ビタミンAとかレチノールとかトレチノインとか、そういうものを使うと、まぁハイドロキノンもそうですけど、結構肌に刺激があって皮がボロボロにむけちゃって、やっている間は本当に人に見せられないぐらいになるみたいですね。
結構、そのゼオスキンチャレンジとかやって、SNSとかブログとかですね、結構いろいろな方がやられているみたいですけど、本当に肌が赤いし、ボロボロ皮がむけてるし、試すのはなかなか・・・
私はちょっとやってみたいなと思うんですけど、なかなか勇気がでない、というやつですね。
やるのは、本当に慎重にお医者さんに聞きながらやっていくしかない。
医療美容皮膚科によるレーザー
もう一個、最強はやっぱり医療美容皮膚科によるレーザーですね。
1回では終わらないこともあるみたいなんですけど、数回行ってやるとかいうパターンです。
これはですね、多分5万円とか10万円とかぐらいかかってくるような方向ですね。
シミの種類としても、そばかす、炎症性色素沈着、肝斑、あとは真皮のシミ、これにも有効という風に言われております。
そのレーザーのやり方もいろいろあるようなんですけど、すべてのシミに対応しているというとこですね。
ハイドロキノンとトレチノインとレチノール
もうちょっとマイルドな奴ないのかということで、探したんですけど・・・
ハイドロキノンとトレチノインまでは使いたくないけど、ビタミンAというレチノールと呼ばれるものですね、それが入っている、市販で買えるもの、というところでいくと・・・
ハイドロキノン

ロート製薬
エピステームHQレーザークリア
価格:14,300円(税込)/12g
これも、ネットとかではすぐ買えないですけど、電話したりとか百貨店のカウンターで買うとか、そういうことで買えるみたいです。
レチノール

資生堂
エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム S
価格:6,380円(税込)/15g
あとレチノールでいくと、最近資生堂さんがしわ改善クリーム(リンクルクリーム S)というのを出しいます。
これが医薬部外品の有効成分美白効果が認められていないんですけども、メカニズム的にはその肌のターンオーバーを促すしわ改善というとこなので、表皮のターンオーバーを促進するという効果があるんですね。
なので、資生堂のリンククリームも実はシミに少し効果があるかな、ということですね。
資生堂の特許とかを見てると、レチノールの配合量が0.1~0.3%の間じゃないかなという感じですね。
特許の中には実施例って言いうのがあって、こういう処方で実験してますよ、というのが載っているんですね。
これ誰でも見れるんですけどね。
そこに使われていたのが大体0.1~0.3%だったので大体そんな感じなのかな、ということですね。
一方で海外のメーカーでメンタリストDaiGoさんがおすすめしてたのがこちら。
Life-Flo Retinol A 1% Advanced Revitalization Cream
レチノールA1% 1.7オンス
価格:2,473円
(Life-Floという)海外のメーカーがあるんですけど、レチノール1%のクリームらしいですね。
これも結構効果あるんじゃないかなって気がします。
飲む医薬品
次がですね、医薬品で飲む医薬品というのがありまして・・・
まず、さっき言ってたシミの種類のうち、シミ、そばかす、炎症性色素沈着、このあたりにおすすめの飲む医薬品の1つ、第一三共のトランシーノホワイトCクリアですね。
トランシーノホワイトCクリア

第一三共
トランシーノホワイトCクリア
価格:4,620(税込)/240錠
これが大体2か月ぐらいで4~5,000円ぐらいのものです。
成分的には、システインというアミノ酸とビタミンCですね。
あとほかに、ビタミンEとかビタミンBとかいろんなもんが入ってるけど、第三医薬品というものになっていて、市販でだれでも買えるものですね。
これもリスクもありますので、ちょっと注意書きを読みながら、副作用のリスクと相談しながらやるというのがいいと思います。
一方で肝斑ですね。
肝斑にはシステインとかビタミンCではなくて別の成分が必要で、トラネキサム酸というものですね。
トランシーノⅡ

第一三共ヘルスケア
トランシーノⅡ
価格:5,995円(税込)/240錠
これはですね、いろんなメーカーではなくて、第一三共トランシーノⅡってやつです。
これが大体2か月ぐらいで7,000円ぐらいですね。
これ第一医薬品というもので、もうちょっと副作用リスクがあるけど、効果もあります。
普通に薬局では買えるんですけれども、薬剤師さんが勤務している時じゃないと買えないっていう感じですね。
ネットでも買えるんですけど、ネットでも薬剤師さんの質問に答えるとか、メールのやり取りがあるみたいです。
ただし、肝斑に限る、効能は肝斑に限るみたいなことが書いてあるんですよね。
成分を見るとトラネキサム酸入っているし、ビタミンCは普通に入ってるし、ということで、少しは普通のシミそばかすとかにも効くんじゃないかなという感じですね。
医薬品、医薬部外品
ちなみに妻が結構最近シミとかそばかすを気にしだして医薬品を使い出しましたね。
また、体験談とかがあればお伝えしたいと思います。
普通の医薬品、医薬部外品どうなのっていうところなんですけど、やっぱり医薬部外品の有効効果っていうのを開発してるとこといえば大手になるんですね。
4MSK

資生堂 アクアレーベル
スペシャルジェルクリームA (ホワイト)
価格:1,980円(税込)/90g
資生堂とかポーラとか、この2つが最先端研究とかをよく行ってて、資生堂だったら1番最近といっても数十年前、4MSKと呼ばれるもので、HAKUとかに入ってます。
あとは私、数日前に動画で出したんですけど、青のアクアレーベルスペシャルジェルクリームとかに入ってます。
PCE-DP
あとポーラのやつが結構いいなっていうところで、医薬部外品の承認の歴史っていうのがあるんですけど、本当1番最近承認されたのが(最後に承認されてから10年ぶりに承認されたというのが)PCE-DPで、デスクパンテノールWと呼ばれてるものです。
これはビタミン系のもので、パンテノールというビタミン類があるんですけど、今までのそのメラニンの生成を抑えるという効果とはまた別のメカニズムで、シミへのアプローチをしてますね。
今まではメラニンが作られる過程の1番最初にチロシンというものがあって、そこにですね、酵素が働くんですね。
チロシナーゼという酵素が働いて、どんどんメラニンを作っていく、で、そのチロシナーゼの働きをブロックしてやるというのが今までのメラニン産生のメカニズムだったんですけど・・・
紫外線とか入ってきたら、細胞核の中のDNAが傷ついてしまうので、それを防ぐためにメラニン出てこいということでメラニンが出てきます。
それにこう傘をかぶせるような感じで、メラニンキャップと呼ばれるんですけど、傘を被せるような感じでこのDNAを守ってたんですけども、こいつ自体のエネルギーをもっと活性化してやれば、そのメラニンでキャップしなくても大丈夫だよ、みたいな感じに働きかけるのではないかと考えられてるんですね。
だから、表皮細胞を活性化させることで、そのメラニンに頼らなくても僕は大丈夫だよという風になる成分ですね。
それによって、そのメラニンの過剰な蓄積を抑えるというものですね。
で、それが入っているのがポーラのホワイトショットのローションLXとホワイトショットミルクMXですね。

ポーラ
ホワイトショット LX 150ml スキンケア 化粧水
価格:8,780円 (税込)

POLA
ホワイトショット MX ミルク(乳液)78g
価格:10,400円 (税込)
美容液はまた別の有効成分でポーラがもう少し前に開発されたルシノールというのが入ってるんですね。
すみしょうさん まとめ

あと、忘れてましたけど、シミの予防で最強なのは、医薬部外品とかもそうですけど、その前に紫外線を防ぐということが最強なので、やっぱ、日焼け止めですね。
それでシミが出てきてしまって、何とか1発で治したいよっていうんであれば、やっぱり美容皮膚科に行ってレーザーなり、ハイドロキノンとかトレチノインを使うというのが最強です。
お肌が痛むリスクとか、赤くなったりとか、そういう痛いのは嫌だっていう方は、ハイドロキノンやレチノールっていう化粧品を試してみるとか、また飲む医薬品ですね。
トランシーノとか、それか医薬部外品のポーラのホワイトショットとかですね。
あとは資生堂の4MSKとか、資生堂のレチノール入りのしわ改善クリームですね。
しわ改善でもシミ消し効果は、多少は期待できるかなというところなので。
ということで、気になる方はリスクとお肌に合うかというところと効果について、ちょっとバランスを見ながら試してみてはいかがでしょうか。
今日はこちらで終わりたいと思います。
コメント
数ヶ月前に皮膚科でシミが気になると相談したら、シナールとピリドキサール錠30mgを処方されました。飲み続けたらなんとなくシミが薄くなってきたような。
当たり前かもしれないけど、すみしょうさんの肌めちゃくちゃ綺麗ですね
ハイドロキノンで薬品かぶれを起したことがあり、その後は一度薄く塗っただけでも翌日水疱が出来て腫れ上がるようになりました。 これから使う方は気をつけて下さい。 少しでも異変を感じたらすぐに医師の診察を受けて下さい。
ゼオスキンについて知りたかったので嬉しいです!ありがとうございます!!
最後に日焼け止めの重要性を訴求してくださるすみしょうさんが大好きですw ギットギトの脂性肌なのに敏感肌だから美白系の成分は相性が悪くて辛いんですよね…。大丈夫なトラネキサム酸とカミツレエキスには足を向けて眠れません。
ゼオスキンで皮剥けコースをしましたが、とりあえずめっちゃ綺麗になりますが、その過程までは外出出来ないくらいひどい顔になりますが、やる価値はあります‼
ゼオスキン使用中です。すごく皮向けしますが、1ヶ月でシミが本当に薄くなってきました。 ただ皮向けでメンタルが結構やられます。 エンビロンも気になります!
bihakuenのハイドロキノンとトレチノイン使いましたがニキビ跡がかなり薄くなりました。
いつも楽しく見ています、現在70代ですが、43才の時レザーでしシミをけしましたが、今レザーをかけた通りに四角い、とても濃いシミになってしまいましたのでちょっとレザーは、どうでしょうか?いまはちふれの美白ジェルを使い、少しずつシミが薄くなった来ています、体験談です、参考迄に。
これこれっ‼︎こーゆう話を待ってました〜❣️ レーザーで何個かシミを取りましたが、もうキリが無くて…💦 紹介された物試してみますね❣️ 本当にありがたいです。いつもありがとうございます🤗
ゼオスキンのセラピューティックを3ヶ月やりました。 本当に肌がボロボロになって痒みもひどかったです。 家から出なかったので人に見せることはありませんでしたが、本当に人に会えないと思いました。 でもやった後はすごく綺麗になりましたので、やってよかったと思います!!
ゼオスキンで本当に肌生まれ変わりました! シミそばかす、うっすらできた法令線が消滅してキメがめちゃくちゃ整いました。 ただ、攻めの期間は毎日顔が真っ赤で脱皮して泣きたくなります😭 そしてお値段が…😫 でも素肌に自信が持てます!
実はゼオスキン扱ってる美容皮膚科にカウンセリングに行ったばかり! ターンオーバーをするから一皮剥けて、その後は透明感のある、めちゃくちゃ美しい肌になれる。ずーっと使い続けることはしなくて良くて、その間だけ集中ケア。なので、肌ボロボロ期間が短くても2週間くらい来るそうで、タイミングを考えてスタートしようとしてます。
トラネキサム酸は肝斑に効きます!体験済みです。用量によってトラネキサム酸って効果が違います。喉が痛い時、医者から処方されるトラネキサム酸の量(250mgを1日3回)では肝斑に効きません。500mgを1日2〜3回飲んで下さい。頑張って3ヶ月ぐらい続けて下さい。効果あります。皮膚科に行って肝斑でトラネキサム酸を処方して下さいって言えば処方してくれます。保険が効くので市販のトランシーノよりも全然安いです。
シミに効く美顔器とは?

お薬もいいけど、美顔器もいいですよ~
トリア・スキン エイジングケアレーザーは、アメリカのFDAに認可された、家庭用のフラクショナルレーザー美顔器です。
毎日お手入れをしていると、ゆっくりと効果が現れてきて、肌質がなめらかになり、シミやくすみの変化が感じられます。
おすすめはこちら。
詳しい記事を書いていますので、参考にしてくださいね。

まとめ
私自身も、化粧品で頬骨のあたりにできた大きな老人性色素斑を消したことがあります。
気長にお手入れをすれば、効果が現れますね。
そんな、悠長に待てないという方は、美容皮膚科でレーザーという方法があります。
でも、隠れジミが次々と出てくるので、キリがありません・・・
ゆっくりと気長にお手入れをすると、ゆっくりですが確実に効果が現れてきます。
おすすめは、化粧品プラス美顔器です!