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美容コラム

できものは病院の何科に行くの?友利新先生の説明がメチャわかりやすい!

できもの 病院 何科

イボやほくろなど、体にできる「できもの」って放っておいても大丈夫なのでしょうか?
できものにはいろいろな種類があり、原因や直し方など手術も含めて様々です。

できものは気になるけど、いったい病院の何科に行けばいいのか、なんだかよくわかりません。

美容皮膚科医の友利新(ともりあらた)先生ができものの対処法や、そもそも何科にかかればいいのかを、丁寧に教えてくださいました。

イボやほくろなど、気になる症状がある方は、必見ですよ。

できものは病院の何科に行くの?

 

「このできもの、放っておいて大丈夫ですか?」

体にできる【できもの】についてのお話をしようと思います。
以前、首にできるイボがどういうふうにできるのかとか、化粧品では取れないですよ、病院で取りましょうねという動画(先生自身がイボを取ったりする動画)を載せたことがあります。

その時にですね、「首だけじゃなくて、いろんなところに【できもの】ができているんですけど、大丈夫ですか?」というようなコメントがありましたので、体にできるもの全部まとめて、みなさんにお話しようと思います。

 

友利先生
友利先生
【できもの】が一体どういうものなのか、放っておいて大丈夫なのか、治療をした方が良いのか、そしてそれがどういうふうな治療をするのかもまとめてお話しようと思いますので、最後までご覧ください。

できもの種類や原因、治し方、手術について

できもの 病院 何科

まず、体にできるできものなんですけれども、大きく分けて2つに分けようと思います。
まずは、皮膚の上にできる物ともう一つ、皮膚の内側にできるものです。

わかりやすく言うと、皮膚の上にできるものは、目で見える色がついていたり、ポコってなっている物です。

皮膚の奥にあるものは目で見えないけど触れるもの、というふうに、ざっくり分けさせてください。

皮膚の上にできるもの

できもの 病院 何科

では、1つ目です。

脂漏性角化症

皮膚の上にできるものでよく見かけるものが脂漏性角化症と呼ばれるものになります。

これはどういったものかというと、フェイスラインとかにできて「このシミを取りたいんです。」っていう患者さんのときにみられるものになります。

触るとですね、通常シミって触っても何もザラザラしてたりしないし、ポコっとしてたりもしないのですが、この脂漏性角化症といういのはですね、ちょっとだけ盛り上がっているんですね。

友利先生
友利先生
脂漏性角化症は皮膚が盛り上がります。

 

顔のフェイスラインとか背中とか頭の中にできることもあります。

この脂漏性角化症自体は皮膚の良性腫瘍のひとつです。
何か、腫瘍って言うと怖いですが、良性のものなので特に何か悪さをするものではないですし、年齢を重ねるとできやすくなります。

あと遺伝性だったり、日焼けもあります。
なので、日焼けをしやすいフェイスラインにできるんですね。

友利先生
友利先生
フェイスラインや背中にできやすいです。

 

「シミだと思っていました!」という方が結構多いです。
大体が、1㎝以内のものが多いのですが、大きくなると2~3㎝のものもあります。

この脂漏性角化症は皮膚科・美容皮膚科で取ることができます。
大体の皮膚科、美容外科、美容皮膚科さんにはCO2レーザーという物がありますので、そういったところだと、表面にある脂漏性角化症を削ってなくします。
(表面にある脂漏性角化症を蒸発させる、飛ばしてしまうというような感じです)

 

友利先生
友利先生
基本的には、CO2レーザーなら跡も残らず再発も少ないです。

ただ、CO2レーザーがないところだと、液体窒素と言ってドライアイスみたいな物で、ジュー、ジュー、ジューってやることもあるのですが、これだとお値段は安いんですけれども、1回で取れるのはなかなか難しいです。

 

あと、炎症性の色素沈着ってちょっと赤みが残る場合があります。

友利先生
友利先生
もちろん、炎症性の色素沈着なので、時間が経てば改善するんですけれども、きれいに1回で取りたいなら、CO2レーザーを使った方が良いと思います。

色素性母斑

続いて皮膚の上にできるできもので、色素性母斑があります。
急に難しくなったと思うかもしれませんが、いわゆるほくろですね。

実は、ほくろは母斑細胞という細胞の良性腫瘍になります。
さっきから腫瘍、腫瘍というと怖いのですけれども、腫瘍にも良いものと悪いものがあって、基本的には良性腫瘍というのは悪さをしないので、気にしないでください。

ほくろって、生まれた時にあるものもあるのですが、年齢と共にできるものもあります。
そして年齢がいくと、母斑細胞が増殖していくので、ほくろが年々大きくなっていくことはあります。

ただ、大きさは大きくなっていくことがあるんですが、黒いほくろも中のメラニン色素が抜けていって、肌色のようなほくろになることもあるんですね。

なので、年配の方でお顔にほくろがあって、「昔は黒かったんですが、色が抜けて肌色になったんですけど、大丈夫ですか?」って聞かれることが多いのですが、これはあまり気にされなくて大丈夫です。

 

友利先生
友利先生
先ほども言ったように、年齢と共にほくろは大きくなっていきます。
ただ、急激に大きくなったりとかは要注意なので、頭に入れておいてください。

 

基本的にほくろっていうのも、膨らんで大きい、摘めるものであれば切除することもありますし、レーザーで焼き切るということもあります。

あと、触れないけれど見えているほくろもですね、レーザーで簡単にとることができますが、あまりCO2レーザーで削ったりすると、ほくろって結構皮膚の奥の方まで細胞があることがありますので、あんまり何回もやり過ぎると凹みになっちゃう場合もあります。

 

友利先生
友利先生
ほくろを取るときは回数が必要な場合があります!

さっきの脂漏性角化症は1回で取れることが多いのですが、ほくろの場合は回数が必要になってくることがあります。
こちらも皮膚科、美容皮膚科、形成外科で取ることができます。

 

友利先生
友利先生
ただ、ほくろの場合は気を付けていただきたいことがあります。
先ほど言った良性腫瘍ではあるんですが、一部ですね、悪性黒色腫に癌化するものもあるんですね。

 

どういうふうに見分けたら良いのかというと、まずほくろ自体は年々大きくなる傾向があります。
なので5年くらい前の写真を見て、大きくなったと感じるのは正常なんですが、この半年以内で急に大きくなったら、悪性黒色腫を疑う必要があります。

そのほか・・・

● 血が出る。
● 表面がガタガタしてきている。
● かゆみが非常に起こる。
● 潰瘍といって、崩れてくるような形になる。

なんとなく怖そうですよね。

通常、ほくろに違和感があったら、皮膚科の専門医を受診してください。

稗粒腫

続いて、皮膚の上にできるできものは、目の周りにできることが多い、稗粒腫(ひりゅうしゅ)になります。
これもですね、首のイボと同じくらい悩まれている方多いと思うんですね。

稗粒腫は真皮の中にケラチンという物質が詰まっているようなものになります。
袋の中に白いケラチンが詰まっているので、大体まぶたや目の下の薄いところにできることが多いので、透けて見えて何となくいやだなって思う方多いんですね。

大体の方は1個か2個っていうよりは10個くらいできてしまう方多いです。
できない人は本当にできないんですけど、できやすい体質の人がいて、そういう人っていうのは、遺伝性というか、お母様にあったりすると、できやすいことがあります。

これ自体も、皮膚科や整形外科ですぐにとることができます。
例えば、清潔な針で穴をあけてケラチンを取っていったりとか、CO2レーザーで穴をあけて中身を出すこともあります。

そう聞くと、自分でもできるんじゃないかって思うかもしれませんが、自分で針をさしたりすると、そこからばい菌が入ってしまうこともあるんですよ。
目の周りは薄くて、炎症をおこしやす場所なので、必ず皮膚科や形成外科を受診してください。

1回で取ることもできるんですけど、実は体質的なものもあって、近くに再発することは多いです。
いたちごっこみたいになるんですけど、取ってはでき、取ってはできっていうことは多いです。

ただ、稗粒腫ってめちゃくちゃ小さいんですね。
だから、自分で鏡を見て稗粒腫が気になる人って多いんですが、実はけっこう離れてみると、色も白っぽくて肌色に近かったりするので、あんまり他人から見たら気にならないこともあります。

すごくたくさんあるなら美容的には取っても良いと思いますが、1~2個であればそんなに気にしなくていいかなあと思います。

 

友利先生
友利先生
脂漏性角化症、色素性母斑、稗粒腫、この3つは皮膚の上にできる代表的な【できもの】になります。

 

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皮膚の内側にできるもの

これから、皮膚の内側にできるもの、3つをご紹介します。
その一つがガングリオンになります。

ユーチューバーの【はじめしゃちょー】がガングリオンになったというニュースもあって、ガングリオン、なんかかっこいいかも、みたいな感じのことで話題になったと思うんですが、外来では結構診る症例になります。

ガングリオン

ガングリオンってどういうものかというと、表面ではわからないんですけど、例えば手の甲の親指の付け根や手首のところにできます。

これは、ゼリー状の塊が関節や腱にできてしまうものになります。
なんでできるのか、なかなか分かっていないんですけど、関節のところに茎のようなものがついてそこから、ゼリー状のものが入っていることが多いです。

触ると柔らかくてぷにぷにしているんですね。

これも、良性のものなので、これ自体が悪さをすることはないですが、大きくなってきて関節を圧迫したり、そこに神経があって神経を圧迫して痺れが起こったりとか、見た目が嫌だよっていう場合は治療が必要になってきます。

その場合は皮膚科ではなく、整形外科に行かれた方が良いと思います。

どんな治療法があるかというと、対処療法と根本治療の2つがあります。

実はこの中のゼリー状のものを吸い出すと小っちゃくなりますので、針を刺して中のゼリー状のものを取るっていうのが対処療法の一つになります。

根本治療は・・・

ゼリー状のものを取ってもまたできてくることは多いので、再発が嫌だとか痛みがある場合は、手術をして茎みたいになっている関節とか、腱にくっついている個所ごと取っていく、という手術が必要になってくることもあります。

 

友利先生
友利先生
見た目があまりよくないとかありますが、痛みがなければ放っておいても大丈夫なものになります。

脂肪腫

続いて、ガングリオンと似ているんですけど、ちょっと違うのが脂肪腫と呼ばれるものになります。
名前の通り、脂肪の層のところに、脂肪細胞自体が増殖してしまって、塊のようになってしまうものになります。

基本的には体中どこにもできます。
触っても弾力があるもので大体5㎝~10㎝くらいなんですけど、大きくなると20㎝くらいになることもあります。

基本的に両性のものなので、放っておいてもいいんですけど、当たるとか痛みが出るときには手術をして取り出すこともあります。

 

友利先生
友利先生
これも、皮膚科より整形外科に相談していただく方が手術も検討できますので、良いかなと思います。

粉瘤

そして最後、皮膚の中にできるものには、粉瘤と呼ばれるものがあります。
粉瘤とは、実は皮膚科ではよく見る疾患なんです。

触るとゴリゴリしたものができたり、皮膚が赤くなって痛いときは私たちはこの粉瘤を疑います。
どういうものかというと、皮膚って角質層がだんだんとできてきて、垢となって出ていくじゃないですか。
それが普通はまっすぐなんですが、これが落ちくぼんでしまって皮膚の中に袋を作っている状態になります。

袋は皮膚が続いて漏斗型になっています。
そうすると、袋の内側は皮膚なので、どんどんどんどん垢が溜まっていくんですよ。
なので、まず袋ができることが粉瘤の最初になります。

最初は、垢がちょっとなのでわからないんですが、年月が経つにつれて大きくなってきます。
通常であればあまり気が付かないんですよ。
なので、例えば背中だったりとか、顔にできることもありますが、お尻だったりとか体中どこにでもできることはあります。

よく見るのは背中です。
最初は触るとコリコリしたものがありますが、それも皮膚の袋ができているだけですから、放っておいても大丈夫です。
ただ、どういったときに悪さをするかっていうと、垢が溜まった状態で炎症が起こってしまうと、真っ赤に腫れたりすることがあるんです。

そういった場合は、内容物を押すと臭いんですよ。
これを出すとか、抗生剤を飲んで炎症を止めるっていうようなことをします。

これ自体も対処療法と根本治療があって、対処療法は中身を出す、抗生剤を飲むってことなんですが、袋があるままだと、再発することもあります。

繰り返して炎症を起こすようだったら、そこを切開して袋ごと取るっていうことをします。
手術といっても局所麻酔で取るだけなので小っちゃければ何針かなので、繰り返すようであれば皮膚科に相談してください。

 

友利先生
友利先生
基本的に体にできるできものは良性なものがほとんどです。

 

なので、正直放っておいても大丈夫なんですが、見た目だったり、例えばさっきの粉瘤のように炎症が起きたら何科に行くのかは知っておいて方がいいのかなと思います。

若い人だとあまり気にならない方も多いですが、ほくろのように年齢を重ねると大きくなって、今まであったんだけど、気が付かなかくて、大きくなって初めて気づくこともあります。

年齢を重ねるとできものが増えたような気がしますが、それはもしかしたら元々あったのかもしれません。

なので、若い人は今なかったとしても、こういった疾患があるんだな、こういったものがあるんだなというのは知っておいてもいいかなと思います。

できものは病院の何科?

皮膚の表面にできる色が付いたものは皮膚科へ行きましょう。
皮膚科で取ることができますので、ご相談ください。

皮膚の内側にできるものは整形外科や形成外科へ行きましょう。
例えば、ガングリオンだったり脂肪腫は整形外科へ行くようにしてください。
形成外科でも大丈夫です。

形成外科と整形外科は何が違うかというと、整形外科は骨とか筋肉とか関節とか運動器と呼ばれるものを見るところになります。

ガングリオンも関節にできたりすることがあるし、脂肪腫も筋肉近くの脂肪にできることが多いのでそういった場合は整形外科の方が良いです。

じゃあ、形成外科ってどういうものかっていうと、形成外科は見た目をきれいにするところになります。

皮膚の表面にできているものも、形成外科で見た目をきれいにすることができるので、形成外科でもいいですし、形成外科の先生は手術することもできますから、ガングリオンだったり、脂肪腫も形成外科で診ることができます。

粉瘤の場合は形成外科が皮膚科へ行くようにしてみてください。

ただ、どの科に行っても診断はできます。
「ここでは手術はできないので、先生を紹介しますね。」ということはできるので、別に内科に行ったから怒られるとかありません。
眼科と耳鼻科に行ったらさすがに違うなって言われるかもしれないですけど・・・

 

友利先生
友利先生
基本的に、医師に相談すれば、紹介状を書きますよって先生もいるので、基本的には何科に行ってもいいんですが、手間じゃなければ皮膚科、形成外科、整形外科というのを覚えていただけけると良いかなって思います。

 

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コメント

先生、足の付け根あたりに何回も粉瘤が出来て4回手術をしました。ニキビみたいに痛くなってきてから分かるので、抗生剤を出してもらって小さくして様子をみてから手術です。1年位できなかったのに、また近くにできてしまいました。これは体質ですか?

顔のほくろが年々増えていきます。紫外線対策もしっかりしているのですが、原因はなんなのでしょう?美白対策で目立たなくなったらいいなと思うのですが、やはりレーザーしかないでしょうか。

私、おでこに吹出物できたと思っていたらイボでした。 扁平疣贅って物で、先日数個取って来ました。

友利先生こんばんは〜。 丁度瞼の上に白い出来物ができて、うーん…と思ってた時にこちら動画でした! 先生の動画が自分にとってタイムリーで驚きました(笑) 良性との事ですがやっぱり毎日見る顔だから気になっちゃう所ですね!

何科問題ずっと気になってたので教えていただいて嬉しいです。整形と形成の違いも知らなかったです!美容はもちろんですがこれからも医療のことも教えていただきたいです!

友利先生、私はできものが出来やすい体質なので今回のテーマ待ち望んでいました!ありがとうございます。40代になってから稗粒腫が顔に出来、やっぱり気になるので最初は皮膚科で取ってもらっていましたが、取る時は本当に痛いし、またしばらくすると出来てしまうので、今はよっぽど大きくならない限りはそのままにしています。でも段々大きくなる物は痒みも感じるし、気になると触ってしまうのでそろそろ取ろうかなぁと考えています。今度は形成外科に行ってみようと思います!

この動画のおかげで、自分の顔にあるのが脂漏性角化症、背中にあるのが粉瘤だとわかりました。どこへ行って何をしたらいいかわかって、すごくスッキリしました。ありがとうございます。

先生おはようございます。ちょうど角化症が頬に出来ていて、皮膚科にかかった所で、窒素で焼くか?と悩んでいた所です。先生からタイムリーにご説明頂いてよく理解しました!やはり美容外科でCo2レーザーがいいと決めました。ありがとうございますー!

いつも分かりやすくて、楽しく学ばせて頂いてます。 医師の立場からの目線なので、信頼ができて安心して試すことできます。 こんな機会作っていただいて、ありがとうございます

とても分かりやすい動画をありがとうございます。 そして粉瘤のことを取り上げて下さってありがとうございます! 私もですが、実は悩んでらっしゃる方が結構いるんじゃないかと思っていたので、本当にありがたいです。 今まで粉瘤で2回、手術をしたのですが、1回目は脇、2回目が胸で、両方ともかなりの大きさで。手術した胸はまだ少し凹んでいます。個人差があると思いますが、どれぐらいで元に近い状態へもどるのでしょうか。

さっきちょうどまぶたの上にできた物を調べてたら先生の動画が更新されていたのでめちゃくちゃタイムリーですごく助かりました!!まさに皮膚科の内容だったのでさっそく皮膚科に行きたいと思います!

まとめ

痛くなかったら、何か気になる【できもの】があっても、なかなかクリニックへは行かないですね。
でも、顔とか目立つところにできてしまったら、皮膚科や形成外科できれいにしてもらいましょう。

見た目が気になるイボとかほくろは大きくなりますので、早めに切除してもらった方が良いかも。
その時受診するのは、皮膚科か形成外科ですね。
おかげさまで、知識が増えました。